18. 複数のモニターが設置されたシステムで圧縮処理が Windows のコンテキストメニューから開始される場合、WinRAR の処理進捗とダイアログはコンテキストメニューが表示されたモニターを使用します。これまでのバージョンで提供されていた複数のモニターシステム環境下でのマウス操作のコマンドでのシェル拡張に対する基本的なサポートが、キーボードで開始された操作や、書庫にファイルをドロップする際にも提供されるようになりました。
22. 任意で %arcname% 環境変数を圧縮プロファイル名に追加できるようになりました。これらの環境変数は、実際の書庫名に置き換えられます。「コンテキストメニューに追加」プロファイル オプションの使用時に便利な場合があります。例えば、ZIP 圧縮プロファイルを作成してその名前を「Add to %arcname%」と設定することで、実際の ZIP 書庫名をコンテキストメニューに表示することができます。
a) 「修復」コマンドは、有効なリカバリレコードを持つ書庫を処理する際、「リカバリレコードが破損しています」というメッセージを誤って表示する場合があった問題を修正しました。このメッセージが出ても修復操作を妨げることはありませんでした。
b) 既定の圧縮プロファイルでクイックオープンインフォメーションオプションが「追加しない」に設定されていて、このプロファイルがコマンドまたはダイアログによって読み込まれた場合、RAR 書庫のコンテンツを参照するときに WinRAR がクイックオープンインフォメーションを無視する場合があった問題を修正しました。例えば、新規作成やパスワードダイアログを開いた後にこの問題が発生していました。
c) 「コピー」のショートカットキー、Ctrl + C が書庫のコメントウィンドウで動作しなかった問題を修正しました。
新しい修飾子「o」を追加し、 AND と OR の切り替えが可能になりました。-tamco20190215 では 2019年2月15日以降に編集または作成されたファイルを処理します。 同一コマンドライン内で異なる日付のフィルタリングスイッチを指定できるようになりました: -taco20190201 -tbmo20190210
6. Windows エクスプローラーの「検索結果」で見つかった、異なるフォルダーに存在する複数の書庫に対して、コンテキストメニューの「書庫ごとにサブフォルダに解凍」を適用した場合、解凍されたファイルが保存されたサブフォルダーは各書庫フォルダー内に作成されます。 以前のバージョンでは、右クリックされた書庫のほうのフォルダ内にすべて作成されていました。
8. Windows Explorer で 1 つの書庫を右クリックした場合、通常コンテキストメニューには解凍コマンドしか含まれません。設定/統合/コンテキストメニュー項目画面の「圧縮する項目を常に表示」オプションで指定 (複数の場合はスペースで区切り) することにより、指定したファイルタイプは書庫と認識された場合でも常に圧縮コマンドも表示されます。すべての書庫に対して、圧縮コマンドも解凍コマンドも表示したい場合は 「*」を指定してください。